二葉計器株式会社(本社:大阪市西区 代表取締役社長:土井 邦夫)は、国土交通省の「特定運賃収受ソフトウェア(=ソフトメーター)認定」に準拠する「ソフトメーターR9-6SW」について、昭栄自動車(本社:東京都 代表取締役社長:武居英一)様のご協力を得て、6月から実施していた、営業中のタクシー車両での検証作業を終了し、ソフトメーターの本格的な市場投入に着手します。
本年6月から、昭栄自動車様のご協力を得て行った検証作業では、営業中のタクシー車両のトランクに国土交通省の「特定運賃収受ソフトウェア(ソフトメーター)認定」を取得したソフトメーターR9-6SWを搭載した車載器を設置。従来のタクシーメーター(=ハードメーター)とソフトメーターのボタン操作を連動させ、ハードメーターの実車や支払ボタンの操作と同調して「ソフトメーターR9-6SW」が動作する環境を構築し、実際に営業で使われるタクシー車両でのハードメーターとの運賃の差異や使用中検査データの収集・分析等を行いました。
6月5日~8月21日まで、3台のタクシー車両で検証作業を実施し、計1,031回の営業において、二葉計器製タクシーメーターR9-6とソフトメーター「R9-6SW」で、タクシー運賃に差異が出るか、などを確認したところ、「ソフトメーターR9-6SW」において、ハードメーターと同等又は近しいレベルで走行距離や走行時間の推計が実現できていることを確認できました。
また、ソフトメーターの距離・時間の推計精度を担保するために必要な使用中検査データの収集・分析についても実験を行い、「特定運賃収受ソフトウェア(ソフトメーター)認定」が定める基準の範囲内のデータが実際のタクシーの営業環境下において取得できていることを改めて確認しました。
以上の結果を踏まえて、二葉計器は、ソフトメーターR9-6SWの導入を希望されるお客様を中心に本格的なソフトメーターの市場投入に向けての活動を加速します。
「ソフトメーターR9-6SW」は、タクシーメーターとして3万台以上の出荷実績をもつフルカラー・タッチパネル液晶を搭載した車載端末「R9-6」とシステムプリンタ「TS-02」を採用することで、日々のデータ運用や乗務員の端末操作を変えることなく、これまでお使いのキャッシュレス端末やデータ管理システムなどを、そのままお使いいただけるソフトメーターです。
二葉計器は、今後もソフトメーターについての知見の蓄積やデータの収集・分析を継続し、お客様がソフトメーターに求める機能の実現に向けて積極的に取り組むとともに、ハードメーターも含むタクシーメーター、ドライブレコーダー、自動日報・点呼システムなど、お客様のタクシー事業の効率的な運営に必要な車載器・システムを、車両への取付・導入設置・保守も含めたワンストップで提供できる企業として、その機能を強化してまいります。
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